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スナオなココロ

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素直な心 考察

この私がえらそうに言えるのだろうかと自問自答しつつ、このテーマについてお伝えすることにしました。
「素直」ってどんなこと?

というのは、バレエ教師という仕事に携わるようになり、20年以上が経過している過程から、

子ども達の様子が違っ てきてるなぁと感ずるようになったからです。
年寄り(失礼!)のように「昔はよかった」というセリフをいうのはイヤなのですが、

実際に子どものリアクションはかなり変わってきています。

時代なのだろうなーと思うのですが、でも「コレでいいのか?!」と思うことしきり。

「ああ言えば、こう言う」子どもが増えてます。

「素直」じゃないなぁと内心感じる私。
…で、クラス進行が滞る、滞る。
私の信条に【たとえ教師と生 徒という関係であっても「人として平等」でありたい】
そう思っているせいか、私が優しく見えるらしく、何でも言いやすいのでしょう。

子ども達は言 いたいことを言ってきます。

レッスン中には「疲れたぁ!」「これはやりたくない!」(先生によってはクラスから追い出されますな…)とか。

まぁ、これはある意味、正直なんですよね。(^_^;)

昔の子どもはクラスに入れば、私語もそんなにしなかったですし、お行儀はよかったですね。

その代わり、正直に体の不調(怪我をしたとか、風邪気味とか)を訴えてくれていたかというと、

そうではなかったように思います。

つまり無理をしていたということ。

これはコレで問題アリですよね。

だから、簡単に「素直」がよいと言うけれど、

かといってそれは教師のイエスマンでいればいいということではない。

そうした観点から見ると、今の子ども達がすごく良くないかというとそれは違うなと。

こんなだから「素直」がいいっていうコトを生徒に伝えるのはニュアンスが複雑だから、難しい。

そして、自分自身のコトを振り返っても、えらそうに「素直であることはいいことだ」と

大手を振って言えるかどうかというと正直恥ずかしいモノがあります。

…で、個人的な感覚ですが、こんな生徒が「素直」だなぁと感じます。
アドバイスを しっかりと聞き、ちゃんとできるかどうかはさておき、

「どれどれ、やってみよう!」という反応をする人。

そんな生徒はやはり成長が早い傾向があります。

と いうことは「チャレンジ精神」があるかどうかってことになるのでしょうかね。

このテーマはもっといろんな要素が入っていそうなので、コレ だけということはないですね。

今後も気づいたときに追記していきたいと思います。