各クラス詳細【プレバレエ】
4歳児から小学1年生までのクラス。
子供の発育に合わせて楽しくお稽古します。
レベルはプレバレエⅠ。
当スタジオでプレバレエとは
「本格的なクラシックバレエの訓練にいたる準備段階」としています。
実質、バレエの本格的なトレーニングは小学3年生以上くらいからとなります。
というのは、バレエの訓練は骨がある程度しっかりと成長した段階でないと
危険が伴うことがあるからなのです。
小さな子どもの骨はまだ柔らかく、大人の骨と比べると、
スポンジのようなものです。
このような状態に負荷のかかる訓練を施すことは
将来的に体の発育に良くない影響を与えることになりかねないのです。
このようなことから当スタジオでは、
体に無理のないことを重要視したレッスンにしています。
さて、プレバレエとはどんなレッスンをしているのでしょうか?
ちなみに当スタジオではプレバレエ年齢にはバーレッスンは行っておりません。
というのは背丈がバーの高さに満たないことと、
それにつかまって行うエクササイズよりも自分の脚に立つことの方が重要だからです。
なにしろ、生まれてから3〜5年しか経っていないのです。
走ることすらおぼつかない。そうしたことからもまずは自分の体を大きく使い、
自分の脚で立つことを体得してもらいたいと考えます。
プレバレエクラスのレッスンのポイントを以下にまとめてみました。
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姿勢の矯正
背骨を長く保つ感覚を身につけます。
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身体の末端(手足の指先)までの神経を目覚めさせること。
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膝と足首を真直ぐに伸ばして保つこと。
プレバレエ段階ではまだ強靱さを要求しても無理なので「脚を長くする」感覚を身につけます。 -
柔軟運動(ストレッチ)
バレエのポーズや動きを体得するための素地になります。
ただ、幼少期には体をゆがめる要因になるので、スプリッツ(脚の前後開脚)は行いません。 - また、外部からの負荷をかけた柔軟運動も行いません。自分の力でできる範囲のストレッチです。
- 音楽(メロディとリズム)にのって体を動かすこと
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スキップ、ギャロップなどの移動をするステップ
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情操面への働きかけや、感情を表現すること
お姫様などのロールプレイングなど。小さな頃はイマジネーションが豊富です。
この時期に沢山の遊び感覚のエクササイズを通して表現することの楽しさ、喜びを体験します。
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お友達とのコミュニケーションをとりながら、踊る楽しさを味わうこと
簡単な踊りやフォーメーションワークを行います。
そうしたことを土台にどんどん次のステップへと
進んでゆきます。
この時期は本当に想像力が豊かです。
「7歳までは夢の中」と言われるほどです。
イマジネーションをこの時期に培うことがとても大切です。
バレエはイメージを実際に目に見える形へと
体を使って表現するのですから。
私の尊敬する先生はこうおっしゃっていました。
「本当の英才教育とはその時期にできることを
しっかりと行うことである」と。
私もその意見に共感しています。
幼い子どもに身体的に負荷のかかりすぎる動きを教えることは、愚かなことだと感じます。
一見、簡単に見えることが実はとても尊いもので、軽んじることはできないのです。
プレバレエの時期はとても有意義なものです。
子ども達に表現、動き、想像することの 喜びをうんと体験してもらい、
この先のステップへと進んでいってもらいたいと思っています。
時間割・料金表
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