各クラス詳細【ジュニアC】
小学1年生から小学3年生までのクラス。
フロアエクササイズとセンターエクササイズが中心で、プレバレエ同様発育を大切に考えたお稽古です。
レベルはプレバレエⅡ。
当スタジオではジュニアCクラスというと、小学1~2年生が対象です。
プレバレエクラスの詳細でふれたように、
バレエの本格的な訓練を開始できるのはある程度骨格が安定し、
精神的にも落ち着き始めた9歳頃(学年でいうと小学3年生)です。
より正確につきつめていえば、成長には個人差がつきものなので、
年齢でどうこう言えないのですが
まぁ、一般論として、これくらいの年齢になれば
バレエの訓練を開始しても無理のない子どもの割合が高くなるということです。
ちょうど、その一歩手前の段階の6~8歳の子供達。
9歳から始まる本格的な訓練という観点からは
このジュニアCクラスは内容的にはプレバレエであるともいえます。
けれど、6歳になると子供の知能は大きく発達します。
プレバレエ世代では理解できなかった説明も
この年齢になると理解を示し始めます。
こうした点で5歳児と6歳児の開きは大きく、
プレバレエとジュニアCはお稽古の内容的には同じであっても、
アプローチの仕方が異なるのです。
さて、このジュニアCクラスではどんなレッスンを行っているのでしょうか。
当スタジオの場合をお伝えすることにします。
センターでの動きが中心のお稽古なので、プレバレエクラスと類似しています。
プレバレエと同様、このクラスではバレエのポジションの正確さ(完全に外に180度開いたという意味)は
要求していません。(大体120度から150度くらいでかまいません。)
一般的な日本人ではこの形を先天的に出来る人はまれで、時間をじっくりかけて習得していくべきものです。
ここで、形のみの正確さを子供に要求してしまうと、将来怪我をしやすい骨格や筋肉を作ってしまいます。
そうしたことからも子どもひとりひとりの体の状態をレッスンの中でチェックし、
準備が整ってきた子どもからポジションを正確な状態へと導きます。
(ポジションのことはバレエの書籍、雑誌などをご参照ください。)
クラスの流れとしては、まずフロアにて体の隅々を動かすエクササイズを行います。
文で紹介してもわかりにくいことと思いますので、ほんの数例だけあげておきます。
●スーパーボールを使って足指の動きを促すエクササイズ
●ゴムバンドを使用した足首のエクササイズ
●座って背中を丸めたり背筋を伸ばしたり…背骨の動きをよくするエクササイズ
●その他いろいろ
これらのことはゲーム仕立てにしています。
ゲームは子供にとって楽しいもの。
楽しさは物事の吸収効果を上げてくれるからです。
それらを終えてからバレエ基礎技術の練習へと移ります。
概ねセンターにて行うことが中心です。
●プリエ
●タンジュ
●バットマン・ジュテ
●ポールド・ブラ
●ストレッチ
●その他いろいろ
これらの後はレッスン場を大きく移動したステップを行います。
ステップと同時にフォーメーションワークも。
ギャロップ、スキップ、ツーステップ、E.T.C.....
このレッスンが子ども達にとって最高に楽しい時間でしょう。
たまに簡単な踊りをつくり、みんなに踊ってもらっています。
これも非常に楽しいようです。皆、嬉々として取り組みます。
この時期はまだまだ遊びたい頃。
こういった遊び心を満たすことのできるようなレッスンにしていき、
さらにバレエが楽しくてしかたないという意欲につながればと思っています。
時間割・料金表
レッスンの時間割・料金表はこちら